明治二十三年五月一日
春野ゆう神戸へ帰宅し、五日目より俄に寒気立ち発熱し、食事進まず、足の運び悪しく、一時は気が狂いうわ言言い、一時難しいように思いしが、追々御利益蒙りたれど、今に自由出来ず、御救け下さるよう願

さあ/\身上一条の理尋ねる。一時どう成ろう、どうであろう。一時身は案じる事は要らん。よう事情諭し置かねばならん。先々良き所と思えども、どうしたならば身上一つの理、大き事情、どうせにゃならん、心倍の理を諭してやれ。古き心が掛かる。身に日々どう成ろうか知らん、よう諭してやれ。そうして一時という。
同日、増野いと神戸にて居所障りに付願
さあ/\事情早く諭してやろう。遠いで一つの事情以て楽しみあろう。一つの心通り、どちらでも同じ事であろう。離すに離されん、余儀無き心ではどうもならん。さあ/\事情早く諭してやろう。遠いで一つの事情以て楽しみあろう。一つの心通り、どちらでも同じ事であろう。離すに離されん、余儀無き心ではどうもならん。
同日、増野正兵衞母又いとの障りに付、神戸へ行きて諭しまして宜しきや、他人を以て諭しの事を願いました方宜しきや伺
さあ/\一時はそれ/\、ちゃんと筆に記し、他人から一人の事情を諭する方がよい。さあ/\一時はそれ/\、ちゃんと筆に記し、他人から一人の事情を諭する方がよい。

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