明治二十三年四月二十四日
煮炊場所三間、風呂八尺、物入一間、漬物入二間としてこれで御許し下されますや願
さあ/\煮炊場々々々という、煮炊場むさくろしうて/\/\ならん。どれだけの話、三日の心が寄らん。一時取り払いさしづ、これは煮炊場仮家で、一時何時今日に建て明日に取らにゃならん。一寸南北広く煮炊場、それから月々の模様、年々の模様、地所狭ばい/\。元のやしきへ成って来る。元のやしきへ帰る、一寸大層思う。掛かって良かったな。皆頼もしい。一寸大層仕掛ける、なれど治まる、これだけ治まる。皆心を治めくれ。今一時取り払い、当分堅い事は要らん。暫く思やん思やん。世界から治めて来る。難しい所が早いで。どうである、二つの心一日の日分かれば心が寄る。一時という、これをよう聞き取ってくれるよう。今尋ね何間何尺煮炊場の処、随分広くしてくれるよう。