明治二十二年八月二十一日
小林長三郎三十六才(近州志賀郡飯賀立村周旋方)

さあ/\だん/\一つ/\の席をして、さあ/\順々の席をして、さあ/\世界中は互い/\の真の心の誠の理が兄弟やで。さあ/\誠程堅い長いものである。誠というは何処にもありはせん。真の心の理が人を救ける。さあ/\所々に一つのこうのうの理が無くばならん。さあ/\さづけ/\、一つのこうのうの理渡そ。さづけさづけ、あしきはらいたすけたまへ天理王命、と、これを三遍唱えて又三遍々々々三々々の理を渡そ。しいかりと受け取れ/\/\。

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