明治二十二年三月四日(陰暦二月三日)
武内清次郎二十八才(備中笠岡真明組周旋方)

さあ/\何かにだん/\席をしい、又々の席もしい、一日の日を改めて席をする。これよう聞き分け/\難し事は言わん。よう聞き分け。常に誠一つの理があれば、それ天の理、それ世界と言う。内々常々に誠あれば、さあ/\幾重の理も話もして置こ。遠く所や、幾重の理も諭して置こ。国々遠く/\の所寄り来た処、所々には鏡と言うも要る。又、雛形というも無けねばならん。さあ/\よう聞き分けた。若きの至りに、これを生涯忘れなよ。一日々々家業大切、互い/\の孝心の心定め。又これより末永くの楽しみの理を渡そ。さづけ/\こうのうの理を渡そ。あしきはらいたすけたまへ天理王命、これを三遍唱え又三遍々々々三々々の理を渡そ。さあさあしいかりと受け取れ/\/\。

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