明治二十二年十二月二十四日(陰暦十二月三日)
梶本松治郎奥歯障りに付願

さあ/\身上から一つ/\どういう事であろう、何か事情分かろうまい。分からんから尋ねる。一つ諭し、どういう事を諭し、まあ年限古き者これからあすか、これ事情変わるで。一つ道という。世界はなか/\の道、なか/\の理、一つの道治め難くいともいう、定め難くいともいう。どういう事であったな。幾重の年限ここらここら一時の理であろうまい。何かの事情見たであろう、日々の事情見たであろう。真実一つの理分かろうまい。難し事、成らん処通れとも言わん。古き道難しい。古き道の理という理に、理を以て日々という理は、世界聞いて一つ、見て一つ。これだけ諭して置こう。

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