明治二十二年十一月三十日
増野いと左の腹に差し込むに付願

さあ/\尋ねる処/\、一つの事情。さあ/\日々の処、日々の心、一つの理/\、どういう理と思うやろう。安心なって安心ならん。皆一つ/\めん/\、あちらこちら一日々々思う。一つの理何かの処聞き分け。あちら一つ身が障る、こちら一つ身が障る。心に重々思う。早く十分洗い取れ/\。どんとさゝやかならん/\。これより洗い取りて、こうと一時の心治まれば、何かの心明らか。一つ旬々一時、又又旬々の理を以て治まる/\。案じる事は要らん。案じる/\、案じずに居られようまい。通るだけの道は通る。こうと言えばこうという、一つの理を治め。十分こうという理を定め。旬々の理を以て、治め諭してやるがよい。
同日、押して日々の心の理を定めるのでありますか、又こちらへ来る心を定めさすのでありますか願
さあ/\日々の心から、又一つ所を変えて、一つ十分諭して、どうならよかろう、こうならよかろう。旬々の理を見て、こうならこうと、まあ旬々の理多くの所の理が集まれば日々の理と、さあ/\どちらなりと治めてやろう。こうと言えばこちら思え。いつになったら十分聞いて置け。こうという理を治めてやるがよい。いついつ治まるという。さあ/\日々の心から、又一つ所を変えて、一つ十分諭して、どうならよかろう、こうならよかろう。旬々の理を見て、こうならこうと、まあ旬々の理多くの所の理が集まれば日々の理と、さあ/\どちらなりと治めてやろう。こうと言えばこちら思え。いつになったら十分聞いて置け。こうという理を治めてやるがよい。いついつ治まるという。

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