明治三十七年四月三日
御供の事に付おさづけの上より一統協議致し、種々教長へ申し上げ、教長のお話し下されし上より、洗米に改めさして頂き度き事に付、一統決議の上御願
さあ/\/\尋ねる事情/\、尋ねる事情は皆々の心の中も余儀無き事情であろう。一時の処と言えば、暫くと言うであろう。まあ長らえての事情、道という、あちら変わりこちら変わり、流れる水も同じ事、ごもく流れて澄んだ水流れば道という。濁りた水はどうもならん。ごもくばかりや。澄んだ処僅か。皆々の心煩うであろう。一日の日良き処皆待って居る。又皆々皆々心病んであろう。道という、理という、皆々それ/\心という。年限重ねば道という理という、理で澄んだ水と言うて聞いて、ごもく流れる時に共々流れて了うてはならん/\。澄んだ理は、その時のりきもつになる、りきもつになる。これ一つ心年限の間に、又皆々の精神、三つ今一時立て合い、何処も此処も皆一同の中の煩い、天地の間の煩い。身体も一つ、温みも一つ、風も一つ、どう成ろうこう成ろう、境である。皆々の心何でもこうという心無くばならん。事に及んだる。よう聞き分け。一時泥水の中で、澄んだ水待つ心、そこで願通り皆々の心、道という心という二つ理。それでならん処無理という事情、ごもくの中の濁りた水飲まりゃしょうまい。いつ/\までどう、いつ/\までこうと言えば、なか/\苦しまにゃならん。こうと言えばこう成る。どうと言えばどう成る。成らん/\中と言う。中と言えば、成るよう行くよう道と言う。何処も濁りた水は飲まりゃせん。澄んだ水は飲める。そこで、どう成りてもこう成りてもという投げ出しの心、暫く未だ早い。どうこうなりと、今の処皆々の心に委せ置こう/\/\/\。
本席の御身上に付、おさしづの上より一統相談致し、今後心得さして頂きますから、此方で日々勤め下さる方にも注意致しますからと願
さあ/\/\尋ねる処/\、前々事情に一言万事話したる。さあ/\日々の処当番詰番、何処から眺めても彼処から眺めても、一つ理一つ所、身の内の処、そこで機嫌界にして暫くの処/\、さあ/\当分である。もう日々の処気の勇む処、些かの理である。未だ/\これではどうもならん/\。そこで一人機嫌界にしてじっと遊ばして置くがよい。日々の処当番詰番すれば厳重なもの。厳重なものは心悩ます。心にどうもならん。夜分一人の処二人という。一人の処二人というは、そりゃどういうものなら、理はそこにある。一人泊まりという、一人泊まりは、どうでもこうでも無けにゃならん。日々心休まするは、心という機嫌界にして、暫くの処じっと休ますがよい/\。さあ/\/\尋ねる処/\、前々事情に一言万事話したる。さあ/\日々の処当番詰番、何処から眺めても彼処から眺めても、一つ理一つ所、身の内の処、そこで機嫌界にして暫くの処/\、さあ/\当分である。もう日々の処気の勇む処、些かの理である。未だ/\これではどうもならん/\。そこで一人機嫌界にしてじっと遊ばして置くがよい。日々の処当番詰番すれば厳重なもの。厳重なものは心悩ます。心にどうもならん。夜分一人の処二人という。一人の処二人というは、そりゃどういうものなら、理はそこにある。一人泊まりという、一人泊まりは、どうでもこうでも無けにゃならん。日々心休まするは、心という機嫌界にして、暫くの処じっと休ますがよい/\。
洗米御供幾粒ずつにして包めば宜しきや願
さあ/\それはもう当分の処、ほん話の理のようなもの。御供というは大変の理なる。皆々も聞いて居るやろ。さあ/\何も御供効くのやない。心の理が効くのや。気の休め、心の理の休まりに出したるものや。すれば分量計りた薬味に出すのやない。どうしたてこうしたて、何も言やせん。三つ/\これだけ知らして置く。出すがよい、出すがよい。さあ/\それはもう当分の処、ほん話の理のようなもの。御供というは大変の理なる。皆々も聞いて居るやろ。さあ/\何も御供効くのやない。心の理が効くのや。気の休め、心の理の休まりに出したるものや。すれば分量計りた薬味に出すのやない。どうしたてこうしたて、何も言やせん。三つ/\これだけ知らして置く。出すがよい、出すがよい。
教祖御前に三粒供えるのでありますや
そうやない/\。たっぷり供えて三摘み/\/\入れて、後へ三粒々々。そうやない/\。たっぷり供えて三摘み/\/\入れて、後へ三粒々々。
押して、三つまみ入れて三粒入れますものか
それでよい、それでよい。暫く/\、世界何と言うたて、おめも恐れもするやない。ほんの凌ぎに出すのや/\。この道というは何がいかん、彼がいかんと言うは、道減らすようのものや。何も減ったのやない。多くの中不思議やなあ、不思議やなあと言うは、何処から見ても不思議が神である。これだけ一寸言うて置こう。それでよい、それでよい。暫く/\、世界何と言うたて、おめも恐れもするやない。ほんの凌ぎに出すのや/\。この道というは何がいかん、彼がいかんと言うは、道減らすようのものや。何も減ったのやない。多くの中不思議やなあ、不思議やなあと言うは、何処から見ても不思議が神である。これだけ一寸言うて置こう。
をびや御供は是まで通り金米糖御供にさして頂きますや願
さあ/\これ/\、そりゃ尋ねにゃならん。一事万事、一つ泥水は同じ理、澄んだ水澄んだ水というは一つ理。これだけこうどれだけどうと言えば、澄んだ水とは言わん。分からん/\。それは一寸も違わんようにしてやってくれ。それは構わんそれは構わん。神が守護する理や。安心のものやで。さあ/\これ/\、そりゃ尋ねにゃならん。一事万事、一つ泥水は同じ理、澄んだ水澄んだ水というは一つ理。これだけこうどれだけどうと言えば、澄んだ水とは言わん。分からん/\。それは一寸も違わんようにしてやってくれ。それは構わんそれは構わん。神が守護する理や。安心のものやで。