明治三十六年三月十三日
中村定次郎三十九才身上願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上一つ事情だん/\事情重なる/\。又候という、一つよう聞き分け。さあこれまでの間、長らくの間人に言われ他にもあろう。これ運ぶ道あろう。その道という、善き道いかなる末代の理。何と心あいて出来たもの。その中に又一つ身上に不足。又候々々いかな事と思う。思うた分にゃならん。後々という、末代々々の一つ道という。よう聞き分け。勧めて成るものやない。行けと言うて成るものやない。皆それ/\何よ多くの中の理にある。いかなる事もよう聞き分け。又一つよう聞き分け。尽す運ぶ心一つ尽す処へ見てしたものも、紋型の無い処から出来た理を、聞き分け。一つこれ一時どうとは無い。なれど、大層とも言う。この一つの理、よく聞き分けてくれ/\。

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