明治二十一年十月八日(陰暦九月四日)
梅谷たね身上障り願
さあ/\/\/\、身上に事情がある/\。一つの尋ね/\。さあ/\順々の理も聞き分け。分かる分からんはこれまでの道である、長らえて長くの道である。これまでにだん/\難しい処も通り来たる処、これまでは長い/\道や/\と言うて来たる処、日々経つ、月々経つ、年々経つ。先ず/\今までは。さあ/\難しい処、これからや/\。さあ/\だん/\ふち均らす/\。さあ/\だん/\日々これまでの処、さあ/\日々年限治まる/\。さあ/\先ず/\これまでの処、長らえてたゝる処/\、さあ/\順序尽したる処の理が無けねばならん。又受け取った処返やさにゃならん/\。さあ/\内々で話もだん/\聞いて、心を定めるであろう。なれど、めん/\身上に不足ありて尋ねにゃならん。さあ/\先ず/\安心であるという日は、もう今の間や程に。というさしづして置こう。