明治三十年八月三十一日
清水与之助胸動悸強く息切なくに付願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ尋ねる事情、まあどうと一時分かろまい/\。身上事情ありて日々の処にてどうも心得んなあ、心尋ねにゃなろまい/\。尋ねば心得まで諭そ。身上一つ理どういう事であろ。思う処身上障り、これまで諭したる身上、尋ねる事情は二度三度でない。尋ねる諭し事情あろ。この事情そのまゝどうも事情見て居られん事情諭し置こう/\。よう聞き分け。どうでも見て居られんが互い理、互い理なら、互い運んでやらにゃならん。事情追々迫る理という事情諭し置こう。どうなるこうなるとは諭せん。早い/\諭しどう思う。道々思い/\、日経って来たる長い道/\、艱難苦労道よう/\治まりたる。よう/\これからという。未だ案じ出る。この案じまあ暫くという。この事情皆聞き分け。委せて委せるは皆んなの理になる。皆んなの理になれば心の休まる、心休まればじっとと言う。これ諭し置こう。一時以てどうしようこうしよう、皆に委せて事情どうやこうや思う処理は十分、あちらこちら運んで、まあ一日なりと/\いう理以て運んでくれるがよい。

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