明治二十一年八月十日
大阪船場島文助足障り追伺
さあ/\事情尋ねる/\、さしづ一つの事情尋ね返やす。さあ/\同じ一つの尋ねるなら、何遍でも尋ねるなら、分からんから何遍も尋ねるがよい。又々心得んから事情知らそう。さあこれまでめん/\事情と分かるやろう。さあ/\めん/\一名づつ心定めて、皆んなたすけ一条で寄せてある処、皆んなどういうものであろう。さあ/\どういう所から尋ねに来るやら、さあ/\めん/\又一つ何時にどういう一つの所があるや分からん。めん/\大丈夫の心定めて、これで一つ安心という。心定めてさあ/\安心という事情治めて、まあその理上を皆んなに諭してくれねばならん。めん/\案ぜる処も無きよう。さあ/\どうもならんという事早く悟らにゃならん。