明治二十五年十月二十日
土佐まさ咳に付身上願

さあ/\尋ねる事情/\、身上心得んから一つ尋ねる。遠く事情から一つ心に持って事情尋ねたら、一つさしづという心を以て尋ねる。遠く所といえど、重々一つ理である。よう聞き分け。何程遠いといえど、日々運ぶという、一つ出入りに一つ掛かるという。身に案じる事要らん、案じてはならん。なれど日々という、入るたんのう、出るたんのう/\というは、案じたんのう、入り来るたんのう、出るたんのう。たゞたんのう/\は、日々と言えば長く深く楽しみ、これ聞き分け。一度ない二度やない。案じ思たる日という順を改め。それたんのう日々という。入りくるたんのう出るたんのう、これ諭し置くよって、案じる事要らん、案じてはいかん。

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