明治二十年十月
沢田宮次郎三十三才左の腕(かいな)痛み身上願

さあ/\、よう聞き分け。尋ねる理、運ぶ順序の理、何程頼めども、何程尽し願えども、身適わんと言うても、何程身を堪えられんと言うても、拝み祈祷するやなし、柔らこい話で理を聞き分けば速やかなるもの。めん/\に取りて一つの理早く聞き分け。内の理と外の理と聞き分け。内の身と世界の身の内も皆かりもの。それ世界に、人に見せられん、見るに見られんと言うもある。前世のいんねん/\と言うても、分かりゃせん。

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