明治二十一年

明治二十一年七月二十四日
田代兵蔵四十七才身上願(近江国甲賀郡三大寺村)

明治二十一年七月二十四日田代兵蔵四十七才身上願(近江国甲賀郡三大寺村)さあ/\身上一条理を尋ねるから、一つのさしづしよ。人間というものは、皆かりもの。この理を分からんや、何にもならん。身のかりもの八つのほこり一時分からんやならんで。どうせこうせえとも言わんと。身のかりもの何を悪いとさしづすれば、分かるで。成ろとなれども、人間

明治二十一年八月二十七日 午前六時二十分
石井市松二十七才(伏見)

明治二十一年八月二十七日 午前六時二十分石井市松二十七才(伏見)さあ/\所々互い/\一つの理、一日の日い生涯一つの心、たすけ一条のため理を渡そ。どういうさづけ、あしきはらいたすけたまへ天理王命、と、これ三遍々々又三遍さゞん九遍の理を授けよ。しいかり受け取れ、さあ受け取れ。

明治二十一年九月十九日(陰暦八月十四日)
森岡清吉三十四才伺(兵庫西柳原町三百三十二番地)

明治二十一年九月十九日(陰暦八月十四日)森岡清吉三十四才伺(兵庫西柳原町三百三十二番地)さあ/\尋ね出る一つの事情、十分であろ。よう聞き分け。たすけ/\心のたすけ、十分一つの所へ十分一つ。いつ/\言わん。十分の所へ十分一つ/\。

明治二十一年十月七日
上原さと三十八才(備中国笠岡真明組講元)

明治二十一年十月七日上原さと三十八才(備中国笠岡真明組講元)さあ/\/\/\/\/\/\だん/\だん/\長くの道、いかなる日どんな日、どんならん理を道通り来てある処、順々の道を運び来てある処、所々一つ/\理を分かる。早く一つ理を定め。一日の日い生涯一つの心、内々速やかの心を、いついつまでも定め。速やかなる処の理を渡そ。さあ/

明治二十一年十月二十三日 午前八時
山田九郎左衞門四十九才(甲賀郡宇田村世話方)

明治二十一年十月二十三日 午前八時山田九郎左衞門四十九才(甲賀郡宇田村世話方)さあ/\尋ね出る処、追々聞いて一日の日を定めて尋ね出る処、生涯の諭。一日の日を定めてした心、いつ/\までも忘れんよう。たすけ一条のためにこうのう渡そ。一日の日い実を定めた心、生涯忘れぬよう。さあ/\さづけ/\、あしきはらいたすけたまへ天理王命、と、

明治二十一年十一月四日(陰暦十月一日)
増田伺(柳町)

明治二十一年十一月四日(陰暦十月一日)増田伺(柳町)さあ/\いかなる処よう聞いて、身上一つの処心得ん/\。いかなる処も聞き分けて置かんならん。世界救ける処、何程尽せども尽し飽かんという処、何でも彼でもと思う処、一つの身の障り、何の大丈夫々々々。いかなる事情も聞いて居る。世界処に一つの話、なの処皆神の子供々々、前生の事情もだん

明治二十一年
上原さと長女ミツ十二才に付伺

明治二十一年上原さと長女ミツ十二才に付伺さあ/\尋ねる事情、尋ねから聞かそ。一日の心が定まらん。こうやろかという一日の日が定まらん事では、一年の日も定まろまい。未だ/\旬が早い。一度連れ帰りて、又々旬を以て尋ね出るなら、一つのさしづという。

明治二十一年
富田甚兵衞四十一才身上願(元斯道会十七号講脇)

明治二十一年富田甚兵衞四十一才身上願(元斯道会十七号講脇)さあ/\/\/\尋ねる/\処、一時理を聞き分けてくれ。どうせこうせえとも言わん。たすけ一条の心なら、誠一条と治め。誠というものは、弱いものである。なれども、長い堅いものであると。誠定めば、世界成程の人やなあ、と映る。内々誠と定め/\。尽せ、運びが第一と、先ず/\の道と

明治二十一年
森岡伝治四十四才身上願(伊賀国名張郡安部田村)

明治二十一年森岡伝治四十四才身上願(伊賀国名張郡安部田村)さあ/\尋ねる/\処、いかなる処も心を鎮めてしいかり聞けば、分からんでなし。聞いて成程の理を分かれば、一つの理も分かる。天理王命は五十年前からの道すがら。元々の理を聞き分けば、理も分かろうと。さあ/\五十年前よりすうきり何にも無い処より始め来てある。実を有る処、無き処

明治二十一年一月十二日
桜井 富松猶次郎願

明治二十一年一月十二日桜井 富松猶次郎願さあ/\尋ねる事情、一度一つ身上正しく運び、道々たすけ一条という理聞き、一つ心早く聞き分け。多くの中に一つの理、所々一つの事情、それ/\尽す処の理受け取る。又一つたすけ一条一つのこうのう、一つの心治まる。一つの理分からんという理聞き分け。難しいは言わん。どうせいとは身のかりもの、治まる