明治二十一年
富田甚兵衞四十一才身上願(元斯道会十七号講脇)

さあ/\/\/\尋ねる/\処、一時理を聞き分けてくれ。どうせこうせえとも言わん。たすけ一条の心なら、誠一条と治め。誠というものは、弱いものである。なれども、長い堅いものであると。誠定めば、世界成程の人やなあ、と映る。内々誠と定め/\。尽せ、運びが第一と、先ず/\の道と改めて一つのさしづ。未だ/\の理が早い。めん/\は未だ/\と言うは、真実誠の理に運ぶから早くに成ると。めん/\未だ/\と思やん。

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