明治二十二年七月三日
村田かじ身上願
さあ/\だん/\の身の障り、あちらへ変わりこちらへ変わり、分かろうまい。一時どういうものという処であろう。身上から真実とは分かろまい。なれども聞き分けるなら分かる。日々にたんのう一つもして居るでもあろう。どういう事も思うまい。なれど日々に寄り来る中や、入り来る中や。どんな事も日々、日々理一日の事は、朝一つの理にある。身の処は案じる事は要らん。日々の処に十分の理も授かりて居ながら、いかなるももう聞き分けねばならん。いかな理も聞き分けるなら、身は速やかなもの。
押して今日今夜の願
さあ/\尋ねる一つは、理知らし置こう。何か心に掛かればいかん。一時何かの処速やかとするがよい。さあ/\尋ねる一つは、理知らし置こう。何か心に掛かればいかん。一時何かの処速やかとするがよい。