明治二十四年一月十四日
山本利三郎願

さあ/\身に掛かる心事情一つ心掛かる。何かの事情よく聞き取りて、身上からのさしづよく聞き取りて改め。身上めん/\諭しよ。掛かりて通り余儀無くの世界、成る成らんの道も通り、思わく一つの理、何で一つの理が無く、めん/\理を思う。又々順々の道心一つの理にもあろう。長らくの処、艱難の道も通り、今一時は余儀無くの道であろう。日々の処治まりを無い思うやろう。早き道は早きにならん、遅くの道は遅きにならん。

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