明治三十三年十二月十二日
辻忠作六十五才身上願

さあ/\尋ねる事情/\、身上が一つ事情に一時心得んという、一つ事情尋ねる。尋ねるには皆めん/\の心という、よう思やん取り替えにゃならん。若き者から、どうしょうこうしょうと諭した処が、若き分かろまい。めん/\心という理を取り直して、順序という。長い間/\聞き分け。いつまでめん/\こうと言えど若きあろ。若き理であろ。この理諭し難くい。若い処言うた処が追わん、そこで日々順序取り合うて居る者で改めて、急いで運んでやるがよい。よう思やんして、身上適わんから取りよあろまい。一時どうとは無い。なれど、一寸行かん/\。よう聞き分け/\。そこでめん/\こうと改めて、さあ若き者/\と言う。日々身上不足無しに働かして貰うが楽しみと、この理治まったら治まる。この順序諭し置こう。

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