この夏、多くの子供たちが帰参した「こどもおぢばがえり」。そこで見かけた、あるスタッフの涙に、深い「親心」の教えを感じました。
皆さんは、誰かの成長を心から喜べた瞬間、思わず涙が出たことはありますか?今回は、ある鼓笛隊の光景を通して、私たちの大切にしたい「心づかい」について振り返ってみたいと思います。
「言葉にならない思い」がこぼれた瞬間
「こどもおぢばがえり」の沿道で、鼓笛隊の演奏を眺めていた一人の若い引率スタッフ。彼女の目には、自然と涙があふれていました。
かつてドラムメジャーとして隊を先導してきた彼女にとって、演奏を外から眺めるのは初めてのことでした。懸命に楽器を鳴らし、仲間と息を合わせて進む隊員たち。「自分が指示を出すのではなく、彼らが主体となって成長している」……その姿を目の当たりにしたとき、彼女の心には言葉にできないほどの感慨が広がったのです。
教祖の「親心」に学ぶ、見守ることの大切さ
この光景に、おふでさきの御教えを重ねてみます。
いちれつのこともがかハいそれゆへに
いろ/\心つくしきるなり
(「おふでさき」四号63)
教祖は、世界中の人間をわが子として慈しみ、その歩み一つひとつを楽しみになさっています。人の成長を自分のことのように喜び、あたたかく見守る。その眼差しこそが、親心を育む大きな一歩となるのではないでしょうか。
「任せて信じる」という勇気
自分でやってしまう方が早いことも、世の中にはたくさんあります。しかし、あえて一歩引いて、子供や後輩の成長を信じて「見守る」こと。そこには、ただ放置するのとは違う、深い祈りのような心づかいが必要です。
演奏が終わった後も、彼女の目にはしばらく涙がにじんでいました。その涙は、彼女がこれまで重ねてきた努力と、子供たちの未来を信じる優しさが混ざり合った、とても美しいものだったのだと感じます。
詳細は、元記事(人の成長を喜び見守る中に – おやのことば・おやのこころ | 天理時報オンライン)はこちらからご覧ください。


