完全版:天理教の結婚式 (申し込み方法・費用・金額・服装・式次第・流れなど)教会本部で式を挙げる

天理教教会本部・祭事室での結婚式受付は行っているそうです。( 2020年4月18日 )

天理ふしん社さんが結婚式のトータルサポートを始めました。
詳しくはこちら

天理教教会本部で結婚式を申し込みたいときに気になる申込方法や、金額、服装、流れについて詳しく説明して行きます。
天理教も一般的な結婚式同様に、式の後に披露宴を行うことが多いです。

目次

  1. 申し込みについて
  2. 結婚式の費用・金額
  3. 服装・身なりにについて
  4. 式次第・流れについて
  5. 作法・マナーについて

申し込みについて

簡単な流れ

  1. 挙式を挙げたい半年前に日取りの仮予約に行く。(電話不可)
  2. 願書の提出・打ち合わせ

※日取りの仮予約後から約3カ月前に祭事室にて打ち合わせがあります。
それまでに申し込み願書を提出します。願書は半年前の仮予約でもらえます。

申し込み資格

誰でも結婚式を挙げることは出来ません。
結婚式を挙げる当人のどちらかが天理教のよふぼくであり、更に相手も別席を運び中であることが必要です。※最下部によふぼく・別席の用語説明を入れておきます。

申し込み場所

申し込み受付は天理教教会本部の祭事室という場所で受付をすることが出来ます。

会計門をくぐり左手に本部詰所が見えてきます。

ハッピを着た青年さんがいると思うので、祭事室まで案内してもらいましょう。

申し込み方法

予約ですが、挙式を挙げたい日にちの半年前から出来ます。しかし電話予約は出来ませんので、直接祭事室に足を運ばなければなりません。

受付時間

9時~16時頃まで結婚式の受付が可能です。日曜、祝日関係なく申し込みが出来ますが、事前に電話確認をしましょう。

TEL : 0743-63-1511

※天理教の電話交換台に繋がります。祭事室に繋いで下さいとお伝えください。
※電話交換台受付時間は9時から16時まで

1日の申し込み定員数

基本的に1日3組限定です。3組を超える場合はその場で抽選となります。
挙式を挙げる日取りは基本的に祝日だと思いますので、他の人と日が被ることがあります。
ですので9時から祭事室で結婚式の受付が出来ますので、9時には祭事室の前で待機しておいた方が良いかもしれません。
また、日にちによっては受付不可日や、1日2組限定となる日もあります。
受付不可日は、毎月26日前後(25日や27日)、4月18日など天理教の祭典や行事のある日です。
申し込みの前に電話で確認しておきましょう。

TEL : 0743-63-1511
※天理教の電話交換台に繋がります。祭事室に繋いで下さいとお伝えください。
※電話交換台受付時間は9時から16時まで

挙式の時間帯

  1. 午前9時50分~
  2. 午前10時20分~
  3. 午後12時20分~

の3つの時間帯から選べます。式全体は集合から1時間~1時間30分程度で終わります。

申し込み願書について

祭事室にて申し込み願書を貰えます。
後日に提出しますので、それまでに必要事項を記入しておきましょう。

申し込み願書には直属の教会長、所属の教会長の捺印が必要になります。

また、媒酌人に式の最中に介添人の役を務めて頂きますので、媒酌人が必要になります。直属・所属の教会長や、知り合いの信者にご相談ください。

写真撮影について

結婚式の写真撮影ですが、願書が必要になります。
申し込みの際に祭事室にお尋ねください。
また天理教教会本部内での写真撮影は禁止されていますのでご注意下さい。

写真撮影業者

天理ふしん社でトータルサポートを始めていたので追記しておきます。
込みこみで費用もお安く抑えれそうですね。

・写真のハッピー
http://www.happy-photo.jp/plan_6.html
5万円~

・TENRI WEDDING
https://tenri-wedding.com/works/photography/
5万円~

結婚式の費用・金額

教会本部へのお供えとして5万円。
写真撮影に2000円。
式を執り行う主礼・扈者(こしゃ)への御礼。心付けですので金額はご相談下さい。

服装・身なりにについて


挙式を挙げる当人

  • 挙式の衣装はおつとめ着、もしくは黒振袖になります。
  • 男女ともに、扇子(末広)が必要です。男性は白色の物、女性は表が金、裏が銀の物がオーソドックスですね。
  • 付け爪は禁止されています。ネイルですが、派手な色や飾りの多くついたものは控えましょう。

レンタルも可能です。レンタルは以下から可能です。

参列・出席する方の身なり・服装

  • 一般的な結婚式の服装で問題ありません。着物や礼服ですね。挙式を挙げる当人の妹さんなどは振袖を着られる方もおります。
  • 車椅子も常備されています。ただし、教会本部内にご自身の車いすの持ち込みは原則不可ですのでご注意下さい。どうしてもという方がおられましたら、お近くの境内掛(けいだいがかり)にお伝えください。

式次第・流れについて

  1. 指定の時間に教会本部・神殿西礼拝場に集合
  2. 扈者(こしゃ)の方から簡単な説明があります
  3. 主礼に従い、教会本部・教祖殿に移動
  4. 教祖殿にて式の執行
  5. 教祖殿での式終了後、教会本部・神殿に移動
  6. 教会本部・神殿にておつとめを執り行う
  7. 教会本部・教祖殿に移動、参拝
  8. 教会本部・祖霊殿に移動、参拝
  9. 教会本部・神殿西礼拝場に戻り終わり

※記念撮影を申し込んだ場合は、教会本部中庭で記念撮影。※雨天時は教会本部・教祖殿階段前

作法・マナーについて

  • 基本的に正座となります。 足の悪い方は胡坐や、車いすでも問題有りません。
  • 天理教教会本部で結婚式を挙げる場合、参列者の方におつとめをして頂きます。 歌と手ぶりがあり、分からない方は見よう見まねでしましょう。
  • 天理教の参拝の仕方
    1. 四拍手
    2. 顔を上げ四拍手
    3. 一拝

用語説明

よふぼくとは

ようぼくと読む。漢字の「用木」に由来する用語とみられる。天理教布教伝道の場における人材を意味する。ここで意味は、別席と呼ばれる話を9回聴き、教祖殿にてお運びの儀を執り行われた人の事。

別席とは

ここでの意味は、月に1回ずつ9回、取次ぎ人から天理教の神様「親神」のお話しを度重ねて聞かせて頂く場の意味。別席を運ぶという。