はじめに
世界で起きているニュースを耳にしたとき、私たちはそれをどのように受け止め、自分のこととして考えていけばよいのでしょうか。今回は、国際情勢の専門家である手嶋龍一さんが『天理時報』に寄せたコラムをヒントに、「法の支配」と私たちの国のあり方について考えてみたいと思います。
国際刑事裁判所(ICC)を巡る問題から見えるもの
最近、国際刑事裁判所(ICC)の赤根智子所長に対し、米国から厳しい制裁の表明がありました。これは、戦争犯罪などの国際的な罪を裁く機関と、それを支持する国際法秩序が揺さぶられていることを示しています。手嶋さんは、この事態に対して日本政府がどのような姿勢を取るべきか、次のように問いかけています。
- ICC所長は日本政府の指名によって選任された人物である。
- 「法の支配」を掲げる国として、安易な忖度をせず、堂々と撤回を求めるべきではないか。
- 国際的な法秩序を守ることは、平和を願う日本にとって死活的に重要である。
「力」だけでなく「道義」を大切にする社会へ
手嶋さんは、軍事力だけが優位な世界になってしまえば、平和は非常に脆いものになると警鐘を鳴らしています。法と道義を重んじる姿勢こそが、結果としてこの国を守る力になるはずです。私たち一人ひとりも、表面的なニュースに流されるだけでなく、正義とは何か、平和のために何ができるかを考える視点を持つことが大切なのではないでしょうか。
今回のコラムを通じ、一国のあり様が私たちの未来にどう繋がっているのか、改めて深く考えさせられます。ぜひ、元記事も合わせてご一読ください。

