日常の些細な出来事も、大切な心づかい
毎日、家事や仕事、お道の活動にと忙しく過ごしていると、ふとした日常の出来事に一喜一憂することはありませんか?エッセイストの岸本葉子さんが綴る連載『Well being 日々の暮らしを彩る』では、そんな何気ない日常の中に、心を整えるヒントを見つけるヒントが散りばめられています。
今回は「十年ぶりの証明写真」という、誰しも一度は経験したことのあるシチュエーションから、自分の思い通りにならない場面をどう受け止めるかという、ちょっぴり微笑ましくも深みのあるお話をご紹介します。
3行でわかる!今回のポイント
- マイナンバーカード更新のため、十年ぶりにプロの手で証明写真を撮影することに。
- こだわりが強くなるほど「こうありたい」という思いと、現実のギャップに戸惑うことも。
- 結果は予想外でしたが、それもまた日常。どんな状況も受け止めて笑い飛ばす余裕が大切です。
ミリ単位のこだわりと、現実とのギャップ
「少しでもキレイに写りたい」という願いから、気合を入れてヘアセットし、プロの撮影に臨んだ岸本さん。しかし、撮影技師さんからの「首をあと一ミリ傾けて」「鼻を右へ」といった繊細な指示に、次第に心身が疲弊していったそうです。
いざ出来上がった写真は、自分では普段絶対にしないような、額を強調したスタイル。「こうあるべき」と理想を追い求めた結果、予想とは違う自分と対面することになりました。お道でも「陽気ぐらし」を目指して日々心を澄まそうと努力しますが、時に思い通りにいかない現実にぶつかることがありますよね。
「証明写真は、基準では両耳と、両方の眉が出ていることとなっています」
撮影技師さんの言葉は、時に私たちに課される「守るべき規律」のようでもあります。でも、その規律を守ろうと精一杯奮闘したその姿こそが、何よりも尊いものかもしれません。完璧ではないけれど、それが今の自分。そんなふうに自分を肯定してあげることも、日々の心を豊かにする「ひのきしん(心づかい)」の一つと言えるのではないでしょうか。
心を軽くして、明日へ向かおう
証明写真のような小さな出来事も、見方を変えれば心の修行の場になります。思い通りにいかなくても「まあ、これも一つの思い出」と受け入れる心の広さが、周囲にも温かい空気を運んでくれるはずです。
皆さんも、日々の暮らしの中で「あれ?」と思うようなことがあったら、ぜひ肩の力を抜いて、その状況を面白がってみてくださいね。詳しい内容や全文は、ぜひ公式サイトをご確認ください。
