日々の暮らしに役立つ「見えない世界」の法則
私たちの体の中に、数えきれないほどの命が住んでいることをご存知でしょうか?ふだん何気なく過ごしている毎日ですが、実は体の中では驚くべき「バランス」が保たれています。今回は、私たちの体と心、そして人間関係を考えるヒントになる「菌の世界」のお話をご紹介します。
3行でわかる!今回のポイント
- 体には最大1000兆個の菌がいて、私たちの健康を支えてくれています。
- 腸内細菌の「2:1:7」という比率は、人間社会の仕組みと似ています。
- 「日和見菌」のように、自分の心が周囲の環境に影響を与えているかもしれません。
「かしもの・かりもの」の視点で体を見つめ直すと
天理教の教えに、「かしもの・かりもの(体は神様からお借りしているもの)」という教えがあります。この体について深く調べてみると、実は私たち自身の力だけで生きているのではなく、体の中に住む常在菌との「共生」によって生命が維持されていることがわかります。地球上の菌のうち、人間に害を与えるものはほんのわずか。多くは私たちの免疫を助け、命を守る大切なパートナーなのです。
まさに何事にても、この世は神の体である。親神様の精微なご守護の深遠さを感じずにはいられない。
この言葉通り、目に見えない小さな存在までが、絶妙な働きをしてくれていることに気づかされます。
腸内環境と私たちの社会は似ている?
興味深いことに、腸内には「善玉菌」「悪玉菌」「日和見(ひよりみ)菌」が「2:1:7」の割合で存在しているといいます。面白いのは、全体の7割を占める「日和見菌」です。彼らは普段中立ですが、勢力の強い方の味方につく性質を持っています。
これは、私たちの周りの人間関係や社会の空気感にも重なるのではないでしょうか。「誠実で喜び勇む心」が優勢になれば全体が明るくなり、逆に不平不満が広がれば環境も濁ってしまいます。まさに「自分自身がどの菌のような心で生きるか」が、周囲のバランスに大きな影響を与えているのです。
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