天理教保育士育成白梅寮の「卒寮式」が3月16日、行われました。
その前日15日には、白梅寮の指定校である奈良保育学院の「第70回卒業証書授与式」が白藤学園で挙行され、白梅寮第53期生13名に卒業証書が授与されました。併せて「保育士資格認定」「幼稚園教諭免許状伝達」が行われ、保育士資格と幼稚園教諭二種免許を取得しました。
「卒寮式」では、開式の辞、遙拝の後、保育士育成委員長よりお祝いの言葉。続いて、担当指導員によって卒寮生の名前が一人ひとり読み上げられ記念品が授与されました。その後、寮長、担当指導員からそれぞれお話。そして、在寮生を代表して山本真実さんが送別の言葉を贈り、卒寮生の代表として平井里香さんが、家族のように2年間を共に過ごした同期、そして1回生、支えてもらった周囲の方々へのお礼の言葉を涙ながらに述べました。
式後、卒寮生たちは本部神殿でお礼参拝。保育士という同じ夢に向かって歩んできた仲間とともに、今日まで元気にお連れ通りいただいたお礼を申し上げ、教祖の教えを身につけた「ようぼく保育士」として成長することを誓い合いました。
お礼参拝の後、南礼拝場前で写真を撮るなどして別れを惜しみつつ、4月から始まる天理託児所や天理養徳院などの施設のつとめ(社会福祉課派遣1年間)に向かって白梅寮を巣立ちました。