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天理教保護司連盟 「おやさと研修会」開催

写真①

布教部社会福祉課(橋本武長課長)所管の天理教保護司連盟(北嶋眞二郎委員長)は8月25日、社会福祉課研修室を会場に「おやさと研修会」を開催。連盟委員をはじめとする44人が参加した。

はじめに橋本課長があいさつした後、有限会社 今西鉄工所・今西千尋さんが演台に立った。今西氏は、自らの性的マイノリティ(性的少数者)としての経験を踏まえ、LGBTQ(下記参照)の人々が抱える問題を、「自分らしく生きること そして家族の絆」と題して講演した。

講話の後は質疑応答の時間が設けられ、参加者は性的マイノリティという理由で偏見や差別を受け、当たり前の権利を得ることが難しい人たちがいることや、性的マイノリティの人たちが抱えている問題を具体的に聞き、誰もが生きやすい社会づくりを進めることの大切さを再確認した。

天理教保護司連盟にとって貴重な研修会となった今回の講演録は、『導別冊』として天理教保護司連盟会員に届けられる。

また、研修会後には櫻井詰所を会場に「意見交換会」が行われ、保護司の活動について意見交換がなされた。

 

【LGBTQ】

Lesbian(レズビアン、女性同性愛者)、Gay(ゲイ、男性同性愛者)、Bisexual(バイセクシュアル、両性愛者)、Transgender(トランスジェンダー、性自認が出生時に割り当てられた性別とは異なる人)、QueerやQuestioning(クイアやクエスチョニング)の頭文字をとった言葉で、性的マイノリティ(性的少数者)を表す総称のひとつとしても使われることがあります。

また「LGBTQ」に「+(プラス)」を付けて「LGBTQ+」や複数形の「s」を付けて「LGBTs」と言われることも。これは性的マイノリティといっても、多様な人がいるため、容易に一くくりにすることができないことを意味しています。

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