サイトアイコン 天理教研究所

ブラジル青年会創立70周年記念総会

集合写真

 

近年、コロナ禍の影響で従来の活動が難しくなったことから、どこか重苦しい空気があったという同青年会。そんななか、創立70周年記念総会に中山大亮青年会長が臨席されることが決定。木村エルトン正教委員長は「真柱様、青年会長様に喜んでいただくチャンスを得て、奮い立った」と振り返る。

記念総会に向けては、同青年会の委員がブラジル各地の教会を訪ねて回り、会員に参加を呼びかけてきた。また、総会当日の1週間前に「ひのきしん隊」を結成し、30人の会員が伝道庁で準備に取り組んだ。

当日午後2時、式典開始。「よろづよ八首」奉唱の後、中山会長が告辞に立たれた。

中山会長は、青年会の基本方針である「心を澄ます毎日を。―ほこりを減らし、誠を増やす」について話を進める中で、青年会では現在、「かしもの・かりものの教えに基づく対話」の実践を呼びかけていることに言及。それは、教えをもとに気づきを得たことで、自分の行動が変わったという話をする場であるとして、「教えのおかげで、いまの自分がある」と心から思えるようになるためにも、日常に教えを生かし、身近な人との対話を通じて、自分の信仰に自信が持てるようになっていきたい、と述べられた。

最後に中山会長は、日々の生活の中で心を澄ますことに努めるよう求めたうえで、「1年半後に迎える教祖140年祭には、いまより少しでもきれいになった心で、教祖に喜んでいただこう」呼びかけられた。

木村委員長は「会員一人ひとりが『心を澄ます毎日を。』の基本方針を胸に、教祖140年祭へ向けて、さらなる成人を目指して歩んでいきたい」と話した。

なお、当日はスポーツ大会やワークショップを開催し、会員らが互いに親睦を深めた。

モバイルバージョンを終了