布教部社会福祉課(橋本武長課長)所管の天理教民生児童委員連盟(山田常則委員長)は5月29日、愛知教務支庁を会場として岐阜教区、三重教区と合同で中部ブロック『地域のおたすけ研修会』を開催。
本年度は「地域のみんなでこども・子育てを考える-教会に期待される役割とは何か」をテーマに研鑽を図った。基調講話に天理教梅一分教会長夫人、NPO法人・子育てひろば「かぁかのおうち」代表の吉永道子氏による、孤立より解放される子育て支援活動の現状と、地域連携のマンパワーによる協力関係の実際的報告があった。また、話題提供として一般社団法人「陽氣会」代表の杉江健一氏によるCPA子育て法における、虐待予防の実践的ペアレントトレーニングの成果について、網阪分教会長橋本直之氏による地域の子どもたちと教会生活の風景と題して、グループ討議における具体的参考事例が紹介された。
なお、参加者は38人。研修の詳細は毎年11月発行の『天理教民生児童委員連盟だより』に掲載される。