少年会山口教区団「やまぐちKIBIRUバンド」(代表=宗綱達哉団長)は4月7日、山口市で開催された「湯田温泉白狐まつり」の「白狐パレード」に出演。スタッフを含む総勢82人で、こどもおぢばがえりソング『ありがとう! 夏のおぢば』を演奏し、一手一つに堂々と行進した。
当日は、汗ばむくらいの春の陽気に包まれた山口市。山口市三大祭りの一つに挙げられる春のイベントには、今年も大勢の観光客が来場した。とりわけ、米国「ニューヨーク・ タイムズ」紙が発表した「2024年に行くべき52カ所」で世界各地の旅行先の3番目に選出されたこともあってか、外国人旅行者の姿も。隊員たちの奏でるメロディーに合わせて、沿道からは手拍子や拍手、温かい声援が惜しみなく送られた。
「鼓笛活動70年」の節目の年である今年は、郡山団小郡、同団周海、神崎団山口、そして長年単独で出演してきた山陽団山陽と、同じ地域で活動する鼓笛隊4団体で構成。実に、5年ぶりの出演となった。
さらに、教祖140年祭活動2年目ということから、隊列の最後尾には「感謝 慎み たすけあい」のプラカードを掲示。今の時旬に、鼓笛隊員なりの「にをいがけ」ができた。
団体名にもある「きびる」とは、山口弁で「結ぶ」の意。教区団では鼓笛活動を含め、今後も「きびる」を活動テーマに、単独での活動が難しい支部や教会での少年会常時活動を教区団としてさまざまな角度から後押しできるよう取り組み、次代を担う人材育成の活動がより活発になるよう計画を進めている。
〔山口教区・井上代表社友〕