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天理教保護司連盟「第11回ようぼく保護司研修会北海道ブロック大会」開催

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布教部社会福祉課(村田幸喜課長)所管の天理教保護司連盟(北嶋眞二郎委員長)は、年祭活動2年目に向かうこの旬にさらなる発展を目指し、11月28、29の両日、天理教北海道教務支庁を会場に「第11回ようぼく保護司研修会北海道ブロック大会」を開催。連盟委員をはじめ、北海道教区の保護司や教誨師、民生・児童委員、教区福祉担当者、保護司活動に関心のあるようぼくなど、60人が参加した。

「ようぼく保護司研修会ブロック大会」は、信仰者としてのひのきしんの態度を持って保護司の職務に当たる会員の更なる資質向上を願い、また、地域のネットワークづくりと併せて、連盟では二つのスローガンとして「全支部に1名以上のようぼく保護司を!」「自立準備ホームの登録を増やそう!」を推進して、ようぼく保護司を増員し、より一層社会の難渋たすけに貢献することを目指している。

研修会では、伊藤逸雄副委員長の開会の言葉、奥村尚人・北海道教区長、来賓のあいさつに続いて、札幌保護観察所長・吉原克紀氏が「更生保護の現状と自立準備ホーム制度と課題」と題し、また、村田課長が「天理教の社会福祉活動とおたすけ」と題して講話。開催期間中、天理教釧正分教会、天理教男能富分教会の取り組みについて発表がなされ、さらには連盟委員から二つのスローガンの説明があった。

さらに、記念講演として脚本家・久松真一氏が『NHKドラマ「生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔」を書いて』と題して講話。その中で久松氏は、天理高校、天理大学を卒業し、道友社で勤務をしていたことにふれ、ドラマの脚本を依頼されるにあたっての経緯、脚本が完成するまでのエピソードなどを交えながら、保護司の活動は、教祖がお喜びくださるかけがえのない大切なおたすけ活動そのものであるとし、タイトルにある「生きて、ふたたび」のごとく陽気に明るく暮らす世界にかわるよう、「たすけ一条の心で人をたすけて、喜びを与えて、生きる勇気を与えて、人生は素晴らしいんだよとお伝えする。」それが私たちが生きる意味だと思うと語りかけた。

その後、北海道教務支庁より天理教羽幌分教会に場所を変え、北海道地方保護司連盟会長・山本康次氏、講師の久松真一氏を交え、熱心に情報交換をした。

昨年に引き続き開催されたブロック大会は、社会の難渋たすけに貢献することを目指す天理教保護司連盟にとって有意義な、そして年祭活動2年目に向かうにふさわしい研修会となった。なお、この「ようぼく保護司研修会ブロック大会」は、今後も地域をかえながら一年に一度の開催を予定している。

【脚本家・久松真一氏】NHK BSプレミアム「生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔」脚本。2016年 映画「64-ロクヨン」で日本アカデミー賞優秀脚本賞受賞。2023年に上映された映画「おまえの罪を自白しろ」脚本。

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