コロンビア出張所(坂本道生所長)では、6月11日、松田理治海外部長、木村秀之ラテンアメリカ課長を迎え、第8代所長就任奉告の月次祭が執り行われた。当日は、新型コロナウイルスが拡大して以降、最多の122人の教友がコロンビア国内から参集した。晴天のご守護のもと、午前9時半(日本時間11日午後11時半)から祭典が勤められた。
坂本所長は祭文の中で、「今日の就任奉告祭をコロンビアのお道がさらなる発展を遂げるための良き節と捉え、信仰の元一日に立ち返り、お与えいただくご守護にお応えできるように人だすけに邁進していきたい」と奏上した。 続いて、松田部長を芯に座りづとめが陽気に勤められ、その後のよろづよ八首、十二下りでは、大部分のお役をコロンビア人教友が勤めた。
祭典講話で松田部長は「今日の就任奉告の月次祭の機会に、いま一度確認しておきたいのは、大人だけではなくて、子供たちも含めて、一つ心になることが肝心である」と述べ、「主に1世の人々によって築かれたコロンビアの道が、2世の皆さんへ、そしてやがては次の世代、またその次の世代へというように、順調に信仰が伝えられるよう、教祖年祭に向かう旬、そして所長交替の節目に、重ねてお願い申し上げたい」と話した。
その後、挨拶に立った坂本所長は、「教祖140年祭へ向かう三年千日のこの旬での、所長交代ということで、私たちのさらなる成人の場をお与えくださっているように思う。先を楽しみに、ご守護いただけるよう、成ってくることを信仰的に捉え、勇んで歩ませていただこう」と参拝者に呼びかけた。
祭典後は、記念撮影を行い、直会では、参拝者全員で伝統料理レチョーナに舌鼓を打った。