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天理教保護司連盟 「自立準備ホーム懇談会」開催

布教部社会福祉課(村田幸喜課長)所管の天理教保護司連盟(北嶋眞二郎委員長)は6月25日、「自立準備ホーム懇談会」を8年ぶりに開催。

懇談会では「自立準備ホームを始めて」と題し、保護司連盟委員でもある原田浩氏が講演。その後、60分間グループ討議が行われた。この懇談会には、連盟委員をはじめ自立準備ホームに登録されている教会(登録教会は43教会)、また関心のある人33人が参加した。


基調講演では、原田浩氏がこれまで受け入れてこられた方々の体験談を交えながら、「私どもの教会は平成23年11月に自立準備ホームの登録しました。あることがきっかけとなり、自立準備ホームへの依頼は毎月のように増え、入所者は朝の神殿掃除、献饌、おつとめを毎日の基本生活として指導しております。現在33名が一緒に暮らしております。自立準備ホームなどのおかげで、教会が現在の難渋な人々を救う現場となっております」と話した。


また、講演後には、自立準備ホームに登録している保護司連盟委員が各グループに加わり、悩みや疑問、活動などが討議された。


【自立準備ホーム】

自立準備ホームは「刑務所などを出所後に帰来先の無い人が自立するまでの期間、一時的に住むことができる民間施設」のこと。全国で455カ所の施設のうち、天理教の教会は43カ所。保護観察所に自立準備ホームとして登録している教会も増えている。

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