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天理教の安産お守り「をびや許し」貰い方など詳しく紹介

天理教では、をびや許し(おびやゆるし)と呼ばれる安産の守護を頂けるものがあります。


安産祈願と神社やお寺では言われていますね。


天理教の教えが広まるきっかけとも言われるこのをびや許しですが、手順を踏めば未信仰の方でも頂くことができます。


世間でよく売られている安産のお守りとは少し違い、御守りを買うのではなく、天理教の神様に安産の守護を頂く。という説明が正しいのかもしれません。

をびや許し(安産のご守護)を貰うには?

をびや許しは、天理教の教会ならどこでも貰える訳ではなく、奈良県天理市にある天理教教会本部でしか貰うことが出来ません。


また、神社で売っている御守りとは勝手が異なり、願書や、幣帛料(へいはくりょう)等が必要になります。


ですので、未信仰の方でをびや許しが貰いたい方は、お近くの天理教の教会にご相談されるか、当サイトの管理人までご連絡下さい

お近くの教会に相談する際ですが、大教会と呼ばれる天理教の教会にご相談されるのが良いかと思います。

また、天理教の公式ホームページにをびや許しについてのページがありますので、ご確認ください。親里でいただく安産の守り「をびや許し」

「をびや許しの申し込み資格」

をびや許しは、妊娠6カ月目以降の女性本人、または本人の夫。また、夫婦の両親であれば代理でいただくことができます。

ですので、祖父母では代理ではいただけませんのでご注意下さい。

受付場所・時間について

受付場所について

教祖殿御守所(きょうそでんおもりしょ)と呼ばれる場所で受付が出来ます。
緑色の屋根が目印の教祖殿の東側にあります。

平日教祖殿御守所(きょうそでんおもりしょ)
土日曜・祝日第二御用場(だいにごようば)
祭典(26日)当日と前後日第二御用場(だいにごようば)

受付時間について

受付時間ですが、少し細かく決まっています。


また、毎月25日や、26日、4月18日などは天理教のお祭り日、前日ですので、込む場合があります。


26日の祭典日の受付ですが、祭典中は受付が閉まっています。

また、受付開始は祭典終了後(通常の祭典だと12時10分頃)に開始されます。

受付開始時間 受付終了時間
1月 1日~15日 8時ごろから 4時まで
16日~31日 4時15分まで
2月 1日~15日 4時30分まで
16日~28日
(16日~29日)
7時45分ごろから 4時45分まで
3月 1日~15日 7時30分ごろから 5時まで
16日~31日 7時15分ごろから 5時30分まで
4月 1日~15日 7時ごろから
16日~30日 6時45分ごろから 5時45分まで
5月 1日~15日 6時30分ごろから 6時まで
16日~31日 6時15分ごろから 7時15分まで
6月 1日~30日 6時ごろから 6時30分まで
朝づとめの時間 夕づとめの時間
7月 1日~15日 6時ごろから 5時30分まで
16日~31日 6時15分ごろから
8月 1日~15日 6時30分ごろから 6時15分まで
16日~31日 6時ごろまで
9月 1日~15日 6時45分ごろから 5時45分まで
16日~30日 7時ごろから 5時30分ごろまで
10月 1日~15日 7時ごろから
16日~31日 7時15分ごろから 4時45分まで
11月 1日~15日 7時30分ごろから 4時30分ごろまで
16日~30日 7時45分ごろから 4時15分まで
12月 1日~31日 8時ごろから 4時まで

ここまで細かく決まっているのは、朝勤(あさづとめ)、夕勤(ゆうづとめ)と呼ばれる一日の守護、一日の守護のお礼を伝えるものがり、それらの時間帯によって前後するからです。


厳密な時間でいうと、朝づとめ後~夕づとめ1時間前までと定められています。

願書について

をびや許しの願書ですが、各天理教の教会や、信者詰所と呼ばれる各宿泊所にて貰うことが出来ます。


注意事項ですが、天理教協会本部では願書を貰えません。


また、願書には、をびや許しを貰う本人の現住所、名前、夫の名前、両人の年齢を記入する欄があります。 そして自身が所属する教会長の捺印が必要となってきます。


信仰していない方で、おびや許しをもらいたい方は、知人の天理教信者の方、もしくは天理教の教会にお願いする必要が出てきます。

幣帛料(金額)について

幣帛料(金額)についてですが、教会によってばらつきがあります。


願書を申し込む教会から見て、親教会が多ければ多いほど金額が上がってくることがあります。


ですので、願書を申し込む教会にお尋ね下さい。親教会が少なければ2000~3000円程度の場合もあります。

物としてのお守りは頂けるの?

冒頭で説明したように、この「をびや許し」というのは、天理教の神様に「母子ともに無事に出産が出来るよう、神様にお許し頂く事」というものになります。

許しというのは、このことからでしょうね。


天理教の公式ホームページにも

親神様を心から信じていれば、安産できると教えられ、産前産後の母親の健康もお守りくださいます。

と記載されています。


ですので、物としてはいただけませんが、
「をびや許し」の御供と呼ばれるものを頂けます。

「をびや許し」の御供について

天理教の公式ホームページに

「をびや許し」としていただく「をびや御供(ごく)」は、ぢば・かんろだいを囲んで勤められる「をびやづとめ」に供えられたもので、三包みの御供が一袋に入っています。

と記載されていますが詳しく説明しますと、この三包みの御供というのは和紙に「お米」が包まれている物の事です。


「をびやづとめ」と呼ばれるおつとめには沢山の白米がお供えされ、この白米が「おびや御供」と呼ばれます。


この三包みの御供(白米)ですが、それぞれいただく(食べる)タイミングが決まっています。

上記のように定められています。

をびや許しについての逸話

天理教教祖「中山みき」の逸話をまとめた「教祖殿逸話篇」と呼ばれる逸話の中にも、このをびや許しのお話がいくつかあります。


有名どころを紹介します。(全て新しいタブで開きます)

34.月日許した
66.安産
151.をびや許し


この他にも「おふでさき」「おさしづ」と呼ばれるものにも「をびや・安産」について触れているものがあります。


気になる方はこのサイトの検索フォームに「をびや」「安産」などを検索してみてください。

34.月日許したのお話にもありますように、一切疑わず、神様にもたれきるという事が大事なんだと分かります。


また、ネットにもをびや許しをもらった人たちの実体験もあったりしますので、気になるかたは調べてみてくださいね。

それと、子供を出産するまでの期間(十月十日)の過ごし方を書いた記事もあります。


興味のある方は目を通してみてくださいね。
子供を出産するまでの期間(十月十日)の過ごし方ー天理教の考え方

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