天理教校本科実践課程では、12月10日に史跡研究を実施。おぢばから梅谷大教会(奈良市東笹鉾町)までの道のりを歩いた。
事前に代表の学生が明治15年、および17年の史実を資料にまとめて発表し、教祖が奈良監獄署に御苦労くだされた史実を確認した。
当日は午前8時10分に出発し、途中、「奈良の文殊」(興福寺東金堂)の前を通り、11時には梅谷大教会に到着した。教会の方が、当時の奈良監獄署の位置など詳しく説明してくださった。
参加した学生は、「何も心配せずにおつとめが出来るということが、当たり前のことではなく、教祖の御苦労があってこそのものなのだということを実感できた」と語っており、それぞれに学びの多い一日となった。
なお、今回の史跡研究は、新型コロナウイルス感染拡大防止対策として、会話をする際にはマスクを着用し、密集を避けるため小グループに分かれて実施した。