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天理教保護司連盟「第10回ようぼく保護司研修会九州ブロック大会」開催

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布教部社会福祉課(村田幸喜課長)所管の天理教保護司連盟(北嶋眞二郎委員長)は、教祖140年祭に向かうこの旬にさらなる発展を目指し、11月28、29の両日、天理教熊本教務支庁を会場に「第10回ようぼく保護司研修会九州ブロック大会」を開催。連盟委員をはじめ、九州各教区の保護司や教誨師、民生・児童委員、教区福祉担当者、保護司活動に関心のあるようぼくなど、70人が参加した。

「ようぼく保護司研修会ブロック大会」は、信仰者としてのひのきしんの態度を持って保護司の職務に当たる会員の資質向上を願い、また、地域でのネットワークづくりと併せて、「全支部に1名以上のようぼく保護司を!」「自立準備ホームの登録を増やそう!」を推進して、ようぼく保護司を増員し、より一層社会の難渋たすけに貢献することを目指している。

研修会では、北嶋委員長、小森正一・熊本教区長、来賓のあいさつに続いて、熊本保護観察所長・古賀正明氏が「更生保護について」と題し、また、村田課長が「天理教の社会福祉活動とおたすけ」と題して講話。開催期間中、各教区からの体験発表並びに現状報告されたほか、連盟委員から二つのスローガンの説明があった。
さらに、記念講演として脚本家・久松真一氏が『NHKドラマ「生きて、ふたたび 保護司深谷善輔」を書いて』と題して講話。その中で久松氏は、天理高校、天理大学を卒業し、道友社で勤務をしていたことにふれ、ドラマの脚本を依頼されるにあたっての経緯、脚本が完成するまでのエピソードなどを交えながら、保護司の活動は、教祖年祭に向かう諭達の精神にかなう、かけがえのない大切なおたすけ活動そのものであると語りかけた。

3年ぶりに開催されたブロック大会は、社会の難渋たすけに貢献することを目指す天理教保護司連盟にとって有意義な、そして再スタートにふさわしい研修会となった。 なお、この「ようぼく保護司研修会ブロック大会」は、毎年地域をかえながら開催を計画していく。

【脚本家・久松真一氏】 NHK BSプレミアム「生きて、ふたたび 保護司深谷善輔」脚本。2016年 映画「64-ロクヨン」で日本アカデミー賞優秀脚本賞受賞。

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