5月10日、ハワイ州ヒロ高校と天理高校(第一部)英語コース2年生がZoomによるオンライン交流会を開催し、本学の山本享史准教授(英米語専攻)がコーディネーター役を務め、英米語専攻4年生の学生が会運営と交流のサポーターとして参加しました。
この交流会は、天理学園の英語教育連携活動の一環として、山本准教授がヒロ高校(ハワイ島)で日本語を教えるアヤ・シハタ教諭に相談を持ちかけて実現したもので、天理高校からは英語コース2年生の36人が、ヒロ高校からは同校のJapan Club、Taiko Clubに所属する21人が交流会に参加しました。
交流会の前半は、スライドや自作のポスターを用いて両校の学校紹介をそれぞれの生徒が行い、後半は互いの高校生活について、「好きな科目は何ですか」「休日はどんなことをしていますか」などの質問を英語と日本語で交わすなど、両校の生徒たちは終始笑顔で交流を深めました。
交流会サポーターとして参加した英米語専攻4年生の4人は、「高校生たちがお互いに楽しそうに交流する様子が見られて、サポーターとして参加できたことをとても嬉しく思いました。機会があればまた是非参加したいです」と語りました。
■山本享史准教授(英米語専攻)コメント
「天理高校英語コースは長年、本学留学生との交流会を開催してきましたが、新型コロナウイルス感染症の影響でこの2年ほどは十分な活動ができませんでした。コロナ禍においても英語を使って異なる文化の人たちとつながる体験を持ってもらいたいと思い、オンライン交流を企画しました。終了後にシハタ教諭と天理高校の窪つぐみ教諭が、ともに2回目を行いたいと伝えてくれましたので、私自身とてもうれしく思っています。本学の学生にとっても貴重な体験となりますので、今後も異文化交流のサポートを学生と一緒にしていきたいと思います」
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