災害救援ひのきしん隊(=災救隊)愛知教区隊(田邊幹善〈もとよし〉隊長)は10月31日、名古屋市の教務支庁で「実践訓練」と銘打ち講習会形式の訓練を実施、教区隊スタッフおよび支部隊長合わせて17人が参加した。
田邊隊長の開講あいさつに続いて、DVD「50年の歩み」を全員で視聴。その後、愛知県春日井市に拠点を置く「災害ボランティア 愛・知・人」の赤池博美代表が「屋根上の作業について」、災害支援団体「風組関東」の小林直樹代表が「床下の作業について」と、それぞれ講義と実物大模型による作業体験を行った。
屋根上の作業では、ポイントや注意点などの説明とブルーシート張り作業の映像を視聴した後、実物大模型の瓦屋根にブルーシートを張ったほか、フック付き安全帯の装備方法やロープワークを体験。また、床下の作業では、和室と洋室の床の模型を使って、それぞれのタイプに合わせた作業手順を学んだ。
閉講あいさつに立った服部正洋副隊長は「毎年のように起こる災害も、被害規模が甚大になってきている。今日学んだことを有事の際には生かしてほしい」と締めくくった。
なお、「愛・知・人」のホームページにも今回の講習会の様子がレポートされている。
〔災救隊愛知教区隊発〕