第69回大阪矯正管区教誨師研修大会(奈良大会)が11月17日(水)、陽気ホールを会場にオンラインで開催された。
この大会は、大阪矯正管区内の府県が持ち回りで毎年開催。今年は奈良県が開催地となったため、奈良市在住の西尾良史氏(都介野分教会長・天理教教誨師連盟委員)を通して本教に申し入れがあり、陽気ホールでの開催が実現したもの。
同大会には、天理市より並河健市長、本教より中田善亮表統領が招かれ、「来賓祝辞」が行われた。
続いて、中村すえこ氏(NPO法人「セカンドチャンス!」所属)が「人は変われる、社会は変えられる」と題して、自身の少年院入所経緯や当時の体験談などを交えて、少年院出院者の更生について講じた。
※教誨師とは、犯罪者の改善更生を促す矯正施設(拘置所、刑務所、少年刑務所、少年院、婦人補導院など)に民間篤志宗教家として出向し、被収容者の精神面の相談相手や講話、宗教行事などを行い、宗教的な情操を与える人のことです。
本教には、表統領より推薦を受けた159人の教誨師(立教184年現在)が全国で活動しています。その取りまとめを布教部社会福祉課管轄のもと、天理教教誨師連盟が行っています。