教会関係の皆様へ
現在の国内における新型コロナウイルスの感染状況は、依然として全国的に新規感染者の発生が続いています。また、施設などによっては、これまで感染防止策を講じてきたにもかかわらず、クラスターが発生したという事例も頻発しており、予断を許さない状況です。
天理教の教会は、礼拝や信仰実践のために信者が寄り集う場所である性質上、教会長をはじめ教会関係者は、感染リスクのある場所だということを、あらためて強く自覚し、「三密」(密集、密接、密閉)を避け、手洗いや咳エチケットを徹底するなど、政府発表の「新しい生活様式」を参考にして、日ごろから十分な防止策を実施したうえで活動してください。
「新しい生活様式」の実践例 (厚生労働省ホームページから)
(1)一人ひとりの基本的感染対策
感染防止の三つの基本 ①身体的距離の確保 ②マスクの着用 ③手洗い
- ・人との間隔は、できるだけ2m(最低1m)空ける。
- ・会話をする際は、可能な限り真正面を避ける。
- ・外出時や屋内でも会話をするとき、人との間隔が十分にとれない場合は、症状がなくてもマスクを着用する。
- ・家に帰ったらまず手や顔を洗う。人混みの多い場所に行った後は、できるだけすぐに着替え、シャワーを浴びる。
- ・手洗いは30秒程度かけて水と石けんで丁寧に洗う(手指消毒薬の使用も可)。
- ・高齢者や持病のあるような重症リスクの高い人と会う際には、体調管理をより厳重にする。
移動に関する感染対策
- ・感染が流行している地域からの移動、感染が流行している地域への移動は控える。
- ・地域の感染状況に注意する。
(2)日常生活を営むうえでの基本的生活様式
- ・まめに手洗い・手指消毒
- ・咳エチケットの徹底
- ・「三密」の回避(密集、密接、密閉)
- ・一人ひとりの健康状態に応じた運動や食事、禁煙など、適切な生活習慣の理解・実行
- ・毎朝の体温測定、健康チェック。発熱または風邪の症状がある場合はムリせず自宅で療養
(3)日常生活の各場面別の生活様式
食事
- ・大皿は避けて、料理は個々に
- ・対面ではなく横並びで座ろう
- ・料理に集中、おしゃべりは控えめに
- ・お酌、グラスやお猪口の回し飲みは避けて
イベント等への参加
- ・発熱や風邪の症状がある場合は参加しない
「新しい生活様式」の実践例 ▶https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html
〇各教会での月次祭のつとめ方については、6月27日に教会本部から直属教会を通して書面で通達した「コロナ禍における一般教会の月次祭のつとめ方について」を、感染防止のガイドラインとし、地域の状況をよく見極めたうえで対応をお考えください。
〇ようぼく・信者の方には、それぞれ日々におつとめを勤めて祈念することはもとより、身近な所でのひのきしんの実践など、暮らしの場において個人でできる信仰実践を心掛けてください。
〇月次祭や朝夕のおつとめはもとより、それぞれおつとめを勤めるごとに、感染拡大の早期終息、罹患された方々の身上平癒、さまざまな困難に直面している方々の、一日も早い平穏な日常への回復と、社会的・経済的な混乱の収まりを祈念いたしましょう。
立教183年9月8日
天理教教会本部