御供と書いてごくと呼びます。
よくおごくさんと信者の方は呼びますね。普通に読むとおそなえと呼んでしまいますね。
今回はこの御供(ごく)さんのもらい方や、もらえる場所、お金で買えるの?いくらするの?など書いていきます。
目次
御供(ごく)さん って?
御供(ごく)さん とは教会本部から下付されるもので、をびや許しを頂く時にもらえる「をびや 御供」と一般の 御供(ごく)があります。
ここでの御供(ごく) は一般の御供(ごく) の事となります。
御供(ごく)について
教会本部にある教祖殿に日々お供えした洗米のおさがりを包んだものです。
御供(ごく)という文字が押印された白い和紙の包みに、洗米が包まれた5つの和紙袋が入っています。
これは身上たすけのために下付されるものです。身上とは、簡単に言えば病気などの事ですね。
ただ、 御供(ごく)の効能については、
「何も 御供(ごく)効くやない。心の理が効くのや。」
おさしづ 明治37年4月3日より
https://wobiya.tokyo/osashidu/osashidu_4999/
とあるように、 御供(ごく) その物に効能・効果があるのでなく、それを親神から頂いたとうとい御供(ごく)であると素直に受けるその心に神の守護があるのだと教えられています。
今現在は洗米ですが、教祖が在世時には、はじめははったい粉(麦こがし)を用いていたそうですね。文字通り粉末です。
それが明治11年(1878年)ごろから金平糖に変えらたのですが、明治37年に世間から妙なもので金平糖を作ってるのではないか?という疑惑を招いたため、今現在の洗米改められたのですね。
貰うのにお金がいるの?金額は?
御供(ごく)は買うことができません。
ではどうやってもらうのかと言いますと、お供え金封・物・神饌物のお返しに、物一つにつき、一袋のお返しが頂けます。
神饌物はなんでも大丈夫です。
お供え金封に関してですが、お供え袋にいくら入れればいいのか?金額は?と思われると思います。
金額に関しても決まっておらず、1円でもお供え袋に入っていれば、お返しに頂けるそうです。
ただ、現金を直接渡してもらうことはできません。お供え袋にいれて持っていきましょう。
どこで頂ける?もらえるの?
教会本部
御供(ごく)ですが、教会本部にある神殿・教祖殿・祖霊殿のお守り所(おもりしょ)で頂くことができます。
神殿ですと、西礼拝場・東礼拝場・西礼拝場階下にて神饌・お供え受付があります。そこで下付していただけます。
教祖殿、祖霊殿はお守り所で頂くことができます。
分からなければ赤色のネクタイを付けた境内掛の方にお聞きしましょう。
各教会・信者詰所
教会本部以外でも頂くことができます。
お近くの教会や、信者詰所でもいただけます。ただ、場所によっては願書等が必要になってくることもありますのでご注意ください。