明治三十一年九月二十五日
増井りん身上願

さあ/\尋ねる事情/\、どうも事情身上心得ん/\。右左思う。右は悪、左は善。右は悪の知らせという。左は善の知らせという。右さかい悪いと言えん。中に順序の理があって心得。身は案じる事は要らん。順序理しっかり改め。しっかり取次心得々々。さあ/\理という、諭し掛けるから詳しい筆に取ってくれ。この道歪み屈みの道は無い。取次理を取り次ぎ、どうも曲がり屈み、どうも軽いと思うか、重いと思うか。重く取れば一つ順序理を聞く。日の出る日遅れてならん。この順序の日を待ち兼ねた。何遍筆知らして繰り返し/\てある。諭し間違う理が、取りようで間違うからどうもならん。悪風という、見る一つ間違い/\理が、悪風となる。皆心を合わせ、このやしき勤め何と思うて居る。心真ぁ直ぐ極楽やしき、陽気やしき、一日入るにもこれよう聞き分けて、一日の日さしづ、何が順序改め、何が見難くい。人々心変えて、立て合い程見よい。神の目には鮮やかな道。世界曇り乾かんにゃいかん。順序の理、何遍でも分からにゃ尋ね返やすがよい。

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