明治二十二年十月三十日(陰暦十月七日)
上田ナライト身上障り願

さあ/\事情以て心一つ尋ねる。よく聞き分け。難しい事は言わんで。すうきり要らん。幾年何年経つ。ようどういう事も諭してくれるよう。日々よう/\の日柄日日の処、心一つどういう心、何かの処聞き取れ。心一つ事情、心で理を拵え、心で理は要らん。前々からの話、前々伝え、今や一つの理じゃ/\あろまい。長らえての中/\、難し事もありて、年限事情以て事情年限、事情一つ日々の処、どういう事もめん/\一つよう聞き直せ。何にも今という理を拵える。今はやれ/\、事情から理を拵える。楽しみ理の事情要らん。遠く思うから、事情何不自由さすじゃない、難儀さすじゃない。世界から見て、どういう理である。今や一つの理であろまい。長らえて、道一つという。中にめん/\事情、幾年何年先楽しみこれではな。一つも気兼事情は要らん。これだけ無くば理は要らん。めん/\拵える。切りが無い。内々揃うて、誰がどう、十分理を頼もしや。今日も陽気々々、遠き事情待ち兼ね、よう/\通り掛けじゃ。長らえて事情待つという心無い。日々やれ/\楽しむ心あれば十分。

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