明治二十二年九月十日
本田分教会地方庁へ願出で致しますか、国々派出して宜しきか願(芦津分教会)

さあ/\尋ねる処、遠くと言うて尋ねる処、又銘々の一つ、早くという処、二つ一つに諭そう。銘々理何程暇が要ると言うても、心一つの理、誠鮮やか一つ理と治めば、何かの理も分かり来る。遠く一つの理の理というは諭する。一つの理遠くといえども、日々の理は一つの理に治まれる。内々の談示は直ぐと出来る。なれども遠くといえども同じ一つの理と治まれる。なれども遠くの談示は一寸に仕難くい。早くどれからや、道に/\幾重の道もある。これからの理も治め。早く治めれば、所所の理やと諭すれば、皆治まるという。

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