明治二十二年八月十八日頃
当三島村田中忠蔵、清水利八、中島嘉三郎、中川勘平宅地一反三畝十八歩、おやしき地面続きに付、買入れの事御許し下さるや願
さあ/\尋ねる/\処、一つ順々、よう何か聞き分けくれるよう。尋ね順々一つの事情話置かねばならん。だん/\の事情、もう一時の話諭し置く。たゞ一年々々どんな理でも治まらにゃならん。一年々々後一年の理、この事情話合い伝え合い、尋ね旬である。旬とあればどうでも古き話、一つ話掛けたであろう。一々諭しある。一時治め掛けたる。見せにゃならん見にゃならん。事情見て急くに一つの理、じっとするも一つの理、一年後見て急くも一つ神、抑えるも神。広く/\要る/\。一年経るまで事情、又な、これではな。たゞ一年の理を見て治まり掛けたら早い。その心ばえを以て運んでくれるよう。