明治二十二年七月二十四日
平野楢蔵若狭行に付伺

さあ/\尋ねる処/\、さあ/\一こう一人のさしづなら、一人のさしづ。世界一つの事情という。余儀無く一つの事情であろう。あゝ又々道のためという。よう聞き分け。前々に一つの理を諭したる処、どんだけの一きどんだけの一き、あちらは一つの理が又こちらへ一つの理が立つ。いかなる話、前に知らしてある。一つの所より栄える理がある。余儀無くの理。又風が吹く。いつか止もうか、そりゃ又変わる、それ大風という。なれども時来れば治まらんやない。この理をよく伝えてくれるよう。

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