明治二十二年四月三十日午前
梅谷四郎兵衞身上伺

さあ/\身上に一つ/\心得んの理がある。心得んの理があるから尋ねる。思わく思わく/\、どういう思わく、思わくが治まらん。どうであろう。もう一段の理が治まらん/\/\と思うやろう。さあもう一段治まれば、十分の理である。今までに十分に治めて来たる処、もう一段一つの理治まらんと思う処、心で思う通りに治まる。めん/\心に思わく通り治まれば、それから先は、何も思う事は無い、言う事も無い。皆々々それからそれへ/\/\委せての理、それ故に坐りて居るに居られん/\/\というのは、めん/\心で思わく通りの理が叶えば、すうきり/\すうきり/\。それからそれへ/\/\委せて了うよう。

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