明治二十二年二月二十一日午後一時二十分
本席身上御障りに付願
さあ/\/\、一寸々々々々、さあ/\/\余の儀外の儀は言わん。さあ/\長らえての中で、流れを汲む/\。今の一時ではない/\。なれどもたった一事知らし置かねばならん。国々所々だん/\出て来るは一つの道であろう。さあ四方から来る中に、一つどういう者来る。日々の扱い難しい/\。さあ/\話々。そこで何よの事も前々以て知らし置こう。いつ/\よりどういう事が尋ねに来るやら分からん。そこで一つ/\よう考えて諭す。今の今とも言わん。後の後とも言わん。
引続き願同日午後三時三十分
さあ/\/\/\、さあ/\/\/\/\一寸の事やないで/\。よう聞いて置け。どれだけの刻限、一時どうしよう/\、一時どうこうしようと言うて成るものやない。この理がとんと分からん。さあ/\朝に一つほんになあと言うて楽しみ。これだけこうして居るのに、どういうものと言う。これは分からん。そこやで。これは何でもないようなものや。なれどもよう聞いて置かねばならん。まあ朝の掛かりに一つ、これだけ一つ、今までの事思い、これをよう聞かしみるから、一つの心出る。楽しみの理は一つの理で、あるも一つの理、見るも一つの理、楽しみ一つの理、これは言うまでやない。心胆の事は難しい。こゝはこうそこはそうと言わんよう、言わさんよう。楽しみの理を諭すはしよいものや。なれども心胆の理を諭すは皆心に掛かる。一寸出るは嬉し/\、楽しみ/\。楽しみなればよい。なれども一つ見る、又や/\と言うて居ればいろ/\の事を見る、聞く。この理の諭は難しい。一時分かろうまい。だん/\に分かり来る。又後々は追々に諭そう。さあ/\/\/\、さあ/\/\/\/\一寸の事やないで/\。よう聞いて置け。どれだけの刻限、一時どうしよう/\、一時どうこうしようと言うて成るものやない。この理がとんと分からん。さあ/\朝に一つほんになあと言うて楽しみ。これだけこうして居るのに、どういうものと言う。これは分からん。そこやで。これは何でもないようなものや。なれどもよう聞いて置かねばならん。まあ朝の掛かりに一つ、これだけ一つ、今までの事思い、これをよう聞かしみるから、一つの心出る。楽しみの理は一つの理で、あるも一つの理、見るも一つの理、楽しみ一つの理、これは言うまでやない。心胆の事は難しい。こゝはこうそこはそうと言わんよう、言わさんよう。楽しみの理を諭すはしよいものや。なれども心胆の理を諭すは皆心に掛かる。一寸出るは嬉し/\、楽しみ/\。楽しみなればよい。なれども一つ見る、又や/\と言うて居ればいろ/\の事を見る、聞く。この理の諭は難しい。一時分かろうまい。だん/\に分かり来る。又後々は追々に諭そう。