明治二十二年二月十七日(陰暦正月十八日)
兵神分教会所地所の処はさしづせんと御聞せ下されし処、増野正兵衞より講社一同談示の上、神戸下山手通六丁目三十八番地村上五郎兵衞地所に致し度くと、皆心を揃えて定めしも、人間心を以ては相分り申さゞる故一応清水与之助よりの伺
さあ/\尋ねる処事情の処、思うようにいかん/\。それ/\の談示が大層思うからいかん。初め一つ、元一つの理、世界のため人のためなら日々見え来る、月々見え来る。所何処がよい、いかなる事情の理、どうせとは言わん。皆んな一つの理なれば、十分の思いである。
同日、神戸へ清水与之助帰るに付願
さあ/\心に掛かる、日々掛かる。一度戻りて一つ運び、又々の心も聞き、一つの理に治めてくれるよう。又々早くという。さあ/\心に掛かる、日々掛かる。一度戻りて一つ運び、又々の心も聞き、一つの理に治めてくれるよう。又々早くという。