明治二十二年一月二十日
増野正兵衞目かい足のくさ障り伺

さあ/\、幾重尋ねる処、身の処尋ねる。身一つ心得ん。定め思案せよ。心得ん思う処、速やか一つ理を聞き分け。めん/\こうと思う。聞けば一つ戻る。一時一つ定め。遠く所、なか/\遠く所、一つ心定め掛け。今一時定め。いつに無くしいかり定めたら、案じ少しも無い。しいかりどうでも定め切れば身も速やか、家内の身も速やかという。日々心に掛かる身に掛かる。

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