明治二十二年一月十日
増井みつえ二十九才の願

さあ/\/\/\これまで/\/\長らえての処、だん/\の日も経つ/\。さもたる/\、吉き日もある、また悪しきの日もある。心一つに治まり難くい、治まり難くい。何名あれば何名の心、治まり難くいと思もたる日もある。尽して来てある処もある。成るも理、成らんの世界、成るも理、成らんも理で改め難くい。早く一つの理を前々に諭してある処、行く行かんは言わん。たった一つの心、内の処もたすけ/\、たった一つの理、生涯の心定め。人間というものは、身は神のかりもの・かしものである。心一つ我がもの、心一つよりどんな心もある。どんな心も受け取り、中に一つ誠一つは天の理、天の理なら直ぐに受け取る、直ぐと返やす。この理を心に生涯と治め。これより一つたすけ一条のためこうのうを、一つの理を渡そ。さあ/\さづけ/\、あしきはらひたすけたまへ天理王命、と、これ三遍唱えて又三遍、又三遍、三三三。さあ/\受け取れ、さあ/\受け取れ/\/\。

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