明治二十年四月十六日(陰暦三月二十三日)
増野正兵衞身上障り伺

さあ/\よう聞き分け/\。さあいかなる尋ね/\、どういう事情、身上一切。さあ/\まあ、これまでいかなる処、どうこも/\据え、一段一寸に/\と筆に記し、早く急ぐ処もあり、悠っくりする処もあり、いろ/\道、日々月々年々に道。めんめんに一寸身の障り、心晴れぬ処、一日早く、何で実の心十分受け取り、まあ一寸この世の初め一寸話、この世立て替え、まあ世界処置、まあ十分、日々分かりわても磨きをするのやで。善きも悪しきも見分けて居る。これまでどうじゃこうじゃ。誠嘘分からん。誠あるか、もう分かる。もう一日待ち、だん/\待ち、見えるもあり見えんもある。分けて分けるは一条神の道、変わらんなりに難し話て、分からんなりに、歪んだもの真直ぐにし、歪んだもの、直としたものも、意見で直らんにゃ深き事や大きな事やで。開けても分からいでも、尋ねの事聞かねばならん。身の処思案、内なる処一時案じて居る。一つ話談じやい。
家業休み家貸し、家賃を以て暮らす伺
皆、世界皆変わる。めん/\の思わく、分かる分からんの中尋ねる。一つ思案、世上の組方もある。時節々々、変わる/\、神の為す事。時談も話も、随分々々所話付け。皆、世界皆変わる。めん/\の思わく、分かる分からんの中尋ねる。一つ思案、世上の組方もある。時節々々、変わる/\、神の為す事。時談も話も、随分々々所話付け。
元町道幅広める願
さあ/\いろ/\の、皆んなどうしようこうしよう出来る事ある。前々事情々々よって暫く。その場いずれ広くする。そのまゝ、いずれ/\一寸延びる。今事情を一寸出して、誰が何ぼ包んでも、誰言うとなく天然自然の理で知る。今世界も同じ事。埋む。当分三年間、今出か、それから一寸も何の印もどんと治まる。一事処、何ぼ事情正しく随分々々定め。早目々々思やん内。さあ/\いろ/\の、皆んなどうしようこうしよう出来る事ある。前々事情々々よって暫く。その場いずれ広くする。そのまゝ、いずれ/\一寸延びる。今事情を一寸出して、誰が何ぼ包んでも、誰言うとなく天然自然の理で知る。今世界も同じ事。埋む。当分三年間、今出か、それから一寸も何の印もどんと治まる。一事処、何ぼ事情正しく随分々々定め。早目々々思やん内。
家売り田地求める伺
今処一つ道、広く安心ならん。心案じ、何も案じる事は無い。事情伝え、案じという道ある。ぢばの処、事情どうでもこうでも、決心が難しい。三十日延びるとも計り難ない。一時安心だん/\運ぶ。世界も同じ事、今一時珍しい事を言う事がいつの事。ゑゝしん世上の処、見れば一つ案じも一つ思やん。今事情一つ思やん踏み止めに内々事情運べ。今処一つ道、広く安心ならん。心案じ、何も案じる事は無い。事情伝え、案じという道ある。ぢばの処、事情どうでもこうでも、決心が難しい。三十日延びるとも計り難ない。一時安心だん/\運ぶ。世界も同じ事、今一時珍しい事を言う事がいつの事。ゑゝしん世上の処、見れば一つ案じも一つ思やん。今事情一つ思やん踏み止めに内々事情運べ。

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